最近、youtube.comでクラシックのビデオというか映像を観る毎日です。

これまでも、テレビの録画モノとかがフツーにyoutubeにはアップされていて、著作権の問題はないんだろうか...と思いながらも楽しんでいたんですが、クラシックのDVDなんかもかなりの取り揃えが(おそらく著作権無視で)アップされていて、私のように貧乏でクラシックDVDを買い漁る事ができない人にはyoutubeでクラシック三昧するのが楽しみなのです。とくにクラシックのDVDってなかなか試聴もできないから、買おうか迷っている人にとても良いんじゃないでしょうか。


しかもこのyoutube、今観ているビデオに関連したビデオのタイトルがすぐ横に表示されてくるので、次々に興味あるタイトルが出て来て止まらなくなるのです。先日も、アルゲリッチが演奏するモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を観て喜んでいたら、横に表示されているリストに内田光子が弾き振りした同じくモツの20番が出て来て「げっ、次はこれを観なくちゃ」と内田光子の映像を観てたら、今度は横のリストにグルダの20番が出て来て「あ、これも観なくちゃ」なんていってる間に数時間が経過している、ということが最近ざらにあるんです。


この他にも、クラシックの古い映像(ハイフェッツリヒテルルービンシュタインなど)も次々とアップされていて、しかも世界各国のテレビのアーカイブが観られるわけですから、ソビエト時代の国営放送モノ(!?)の映像だって観る事ができるんです。(13歳のシフラが弾くシューベルトの映像もあって、ビックリ... ま、小生意気そうなガキによるとても下手な演奏でしたが。どうやら神童というわけでは無かったんですね。)


個人的に最近のヒットは、シューベルト好きな私としては、パールマン、ズッカーマン、デュプレ、ズービン・メータ、バレンボイムによるピアノ五重奏曲「ます」でした。最初、「このコントラバス弾いてる二枚目なオッサンって誰?」と思ったらメータでした。こんなのがただで試聴できちゃうyoutubeにひたすら感謝ですね。演奏の感想としては、パールマンが結構下手というか変に合ってませんでした。


それら有名音楽家に混じって、一般人か学生さんの練習演奏映像なんてのもあって暇にまかせて観てしまっていますが、微笑ましくてこれもまた楽しいのです。


ま、そんなyoutube、そろそろ著作権問題が本格化してきて、これらの映像が削除される前にクラシックの名映像を全部みておきたい!とひたすら気になる映像タイトルをクリックしまくる毎日でございます。