気になる公演、購入したチケット等

シフの公演が良かっただけに、やっぱりライブ演奏だよね、なんて次の優良公演を探してたらありました!!!!

コヴァセヴィッチ来日。

でも、残念ながらリサイタルではありません。9/4-5に読売交響楽団とでベト協4番を演奏します。当然自分はチケット購入しましたが、読売の楽団には悪いけど、コヴァセヴィッチのレベルならもっと良いオーケストラとやって欲しかった... 残念ながらコヴァセヴィッチの人気と知名度は日本では圧倒的に低いらしく、前回のリサイタルもSで6000円だったし... 安く聴けるのは嬉しいけど超一級レベルの演奏家だけに複雑な気持ちです。キーシンポリーニなんかのリサイタルの3000円分をコヴァセヴィッチに回しても良いんじゃないですかね?

その他に購入したチケットは5月のゴールデンウィーク明けのTOPPANホールでのテツラフのリサイタル。テツラフは特別好きなヴァイオリニストという訳ではないけど、なんせ五嶋みどりのチケットが本当に「アッ」という間に売り切れてしまったので、その他の一流ヴァイオリニストを探してたらテツラフがありました。しかもベートーヴェンの後期ヴァイオリン・ソナタのプログラムだったので。いや〜、ベトの後期ヴァイオリン・ソナタは特別好きな曲なので楽しみですわ。他に目ぼしい公演ではヒラリー・ハーンとかもあったけど個人的に彼女の演奏は苦手だしね。ムターも高すぎて行く気も起こらないし。

買う訳無いけど思わず笑ってしまった興味深い公演としては横山幸雄×假屋崎省吾「ピアノと花の華麗なる世界」 だって。横山さんまさかゲイじゃないよね...いや別に假屋崎と組んだからじゃなくって、この公演のタイトルが余りにも...女子というかオバさんチックだから。ま、クラシック界の人達も食っていくには世のオバサンやら音大女学生みたいなのを喜ばしたりしなくてはイケないので大変ですね。

さて、今年の秋の来日公演が気になる内田光子ですが、まだプログラムは未定。予想の大本命はシューベルトの最後の3つのソナタで決まりでしょう。本人もシューベルトの最後のソナタをやりたいとサントリーの主催公演の会見で言ってたしね。
最近の内田さんのプログラムは主にシューマンダヴィッド同盟舞曲集と幻想曲、ショパンピアノソナタ3番、ベートーヴェンピアノソナタ「月光」と27番等が中心に組まれてましたが、なんと今年の夏のヨーロッパ公演を見てみるとシューベルトの最後3つのソナタが組まれています。一番好きな作曲家がシューベルトなので、内田さんの日本公演もシューベルトだと願いたいですね。

コヴァセヴィッチとは逆に最近の内田さんの日本での騒がれっぷりが余りにもミーハー過ぎて、チケットが毎年どんどん取りにくくなってるので困ったものです。去年のリサイタルではそれこそ仮屋崎が来ていて、???な感じでしたが。個人的に假屋崎のセンスの悪さにいつも閉口させられてるので、内田光子とか無理に聴きに来ないで欲しいぐらいなんですが。そういう社交界のオバチャン達にチケットが回ってしまって困りますね。まぁ、元々クラシック音楽ってのがそういう所から成り立ってる芸術なので仕方がないとは思いますけど。